語源
さいたま市中央区は、2003年の政令指定都市移行に伴って設置された行政区です。区名は、区内に「さいたま新都心」を擁し、市域の中央に位置することを理由に「中央区」とされました。
区名の決定過程では、住民公募や区名投票で「与野区」が上位でしたが、最終的には「中央区」が採用されました。旧与野市域をほぼ継承しているものの、区名としては歴史地名よりも、地理的位置を重視した命名といえます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 明治 | 与野町 | 明治22年に10町村が合併して成立 |
| 昭和 | 与野市 | 昭和33年に市制施行 |
| 平成 | 中央区 | 2003年、さいたま市の政令指定都市移行に伴い設置 |
地名の特徴
中央区は、旧与野市の区域を基礎に、さいたま新都心西側地区の一部を加えて成立しました。区名の「中央」は、行政区としての位置づけを端的に示すもので、同じく地理的位置を表す区名としては、各地の「中央区」「北区」「南区」などと共通する命名傾向があります。
一方で、区内には「与野」の地名が駅名や施設名に残っており、歴史的には与野の名が地域のアイデンティティを強く担ってきたことがうかがえます。
特産・名物
中央区は旧与野市域を中心に成立した区で、さいたま新都心を擁する都市的な地域である。区固有の農産物や伝統産品は少ないが、与野の地名は地域のアイデンティティとして今も駅名や施設名に残っており、旧与野市時代からの商業・生活文化が引き継がれている。
さいたま市全域に共通する特産品として、浦和のうなぎ・大宮盆栽・岩槻人形・さいたま市発祥のさつまいも**紅赤(べにあか)**などが知られており、中央区はこれらの産品が揃うさいたま市の中心的な地域に位置している。また、さいたま新都心エリアにはショッピング施設・飲食店が集積しており、さいたま市内の各地域の名物グルメを一か所で味わえる環境が整っている。
さいたま市のふるさと納税(「ふるさと応援」寄附)は市全体で実施されており、中央区を含むさいたま市全域の産品が返礼品として提供されている。