語源
此花区の区名は、大正14年(1925年)に新区が設けられた際、王仁が詠んだと伝えられる古歌「難波津に咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花」から採られたものです。
当時は玉川区・福島区・野田区・朝日区・四貫島区などの案もありましたが、最終的にこの歌の一節をもとに「此花区」と命名されました。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 大正 | 此花区 | 1925年の第2次市域拡張で新設。区名は難波津の歌に由来する。 |
| 昭和 | 此花区 | 1943年に区の区域再編が行われ、現在の区域に近い形となった。 |
地名の特徴
此花区の名は、地元の旧地名を直接採るのではなく、古典和歌に由来する雅な命名である点が特徴です。大阪市内の行政区名の中でも、文学的な由来を持つ代表例として知られています。