語源
読谷村は、沖縄語で地域一帯を読谷山と呼んだことに由来するとされます。
一方で、村内の波平については、古い文献に「はびら村」と見え、そこから沖縄語の音変化を経て「ハンジャ」と呼ばれるようになったとする説明もあります。
ただし、今回の検索結果だけでは「読谷村」という村名そのものの成立過程を一義的に断定できる資料は確認できませんでした。現状では、沖縄語の地名呼称「ゆんたんざ(読谷山)」を基礎に、近世以降の行政地名として「読谷村」が定着したとみるのが妥当です。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 不明 | 読谷山(ゆんたんざ) | 沖縄語で地域一帯を指す呼称 |
| 江戸 | はびら村 | 波平の古い表記として文献に見える |
| 明治 | 読谷村 | 行政区画として定着 |
地名の特徴
読谷村は、沖縄本島中部にある村で、沖縄語の地名呼称がそのまま行政地名に反映された例として見ることができます。
また、村内の字名や旧村名には、沖縄語の音韻変化や当て字の影響が色濃く残っており、周辺の地名研究でもしばしば取り上げられます。
波平の「はびら」から「ハンジャ」への変化は、読谷村の地名を考えるうえで象徴的な事例です。読谷村全体の由来を考える際にも、こうした地域内の小地名の変遷が手がかりになります。