語源
「波佐見」という地名の由来については、四方を山に囲まれた盆地地形を表す「狭間」が転じたとする説が有力である。「はざま」→「はさみ」と変化し、その音に「波佐見」という漢字が当てられたと考えられている。
町の地形を見ると、この説は説得力を持つ。波佐見町は東彼杵郡北部の内陸部に位置し、周囲を山々に囲まれた典型的な盆地地形を形成している。山に「挟まれた(はさまれた)」場所という地形的特徴が、地名そのものに刻まれているといえる。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 江戸時代初期 | 波佐見 | 大村藩が朝鮮人陶工を招き陶磁器生産を開始 |
| 明治時代 | 波佐見村 | 村制施行 |
| 1940年 | 波佐見町 | 町制施行 |
地名の特徴
波佐見町は長崎県東彼杵郡の北部に位置し、四方を山に囲まれた盆地に発展した集落である。江戸時代初期に大村藩が朝鮮人陶工を招いて陶磁器生産を始めて以来、「波佐見焼」の産地として広く知られるようになった。
現在では全国有数の陶磁器産地であり、日本の日用食器の大きなシェアを占める。近年はおしゃれなデザイン陶器の産地としても注目を集めており、観光客も多く訪れる。