🗾 地名由来辞典

南三陸町 ( みなみさんりくちょう )

宮城県 / 南三陸町 平成時代由来

AI生成・人間確認済み

2005年の志津川町・歌津町の合併に際し、公募で最も多く寄せられた名称を合併協議会が採用した町名です。新町が三陸海岸の南部に位置することを表しています。

語源

南三陸町(みなみさんりくちょう)は、2005年(平成17年)10月1日に本吉郡の志津川町と歌津町が合併して生まれた町です。町名は、合併協議会が公募した名称の中から、最も多くの応募を集めた「南三陸」が選ばれました。

協議会の委員選定結果の資料は、「南三陸町」を選んだ主な理由として、新町が三陸海岸の南部に位置し、南三陸金華山国定公園に含まれること、広域の地名として「南三陸」がすでに定着していることを挙げています。あわせて、新町の地理的なイメージがつかみやすく対外的なアピール性も高いこと、気仙沼線の「南三陸号」や「JA南三陸」などの使用例があり、なじんだ名称であることも理由とされました。

命名の経緯

2003年(平成15年)10月21日の第3回志津川町・歌津町合併協議会で、新町の名称は公募とし、協議会で決定することが確認されました。応募資格は中学生以上で住所は問わず、新しい町にふさわしい新しい名前を募集する趣旨から、現在の「志津川町」と「歌津町」は除くとされました。選考は、応募された全候補から会長・副会長・委員の32人が各3点以内を選び、上位10候補程度に絞り込んだうえで、協議会で選考するという流れです。

応募期間は11月1日から30日までで、応募総数は670件、うち有効は606件、名称は216種類に及びました。このうち「南三陸」は262件で、2位の「リアス」(19件)を大きく引き離す最多でした。志津川町民・歌津町民それぞれの応募でも1位は「南三陸」で、志津川町民から105件、歌津町民から49件が寄せられました。

2004年(平成16年)1月21日の第6回協議会では、委員32人のうち29人が「南三陸町(みなみさんりくちょう)」を選び、次いで「リアス町」が4人でした。委員からは、公募の件数と委員の選定がともに「南三陸町」に集まっていることを挙げて賛成する意見が出され、異議なく「南三陸町」、読みは「みなみさんりくちょう」と決まりました。

歴史的変遷

時代呼称備考
明治(1875年)本吉村志津川村・清水浜村・荒戸浜村の3か村が合併
明治(1895年)志津川町10月31日、本吉村が町制施行
昭和(1955年)志津川町3月1日、志津川町・戸倉村・入谷村が合併
昭和(1959年)歌津町4月1日、歌津村が町制施行
平成(2005年)南三陸町10月1日、志津川町・歌津町が合併

地名の特徴

町名の「南三陸」は、合併前の町や村の名前ではなく、三陸海岸の中での位置を表す広域の地名から採られています。公募の上位には「リアス」「りあす」「南リアス」など、三陸のリアス海岸を連想させる名称も並びました。新町名の読みは「ちょう」とされましたが、委員の選定では「みなみさんりくまち」を選んだ人も3人いました。

特産・名物

銀鮭 南三陸町は養殖鮭の発祥の地として有名で、山から流れるミネラル豊富な雪解け水と三陸沖の海で育った健康な魚です。身が締まり脂乗りがよく、無塩切り身など加工品としても人気があります。

タコ 「西の明石、東の志津川」と呼ばれるほど品質が高く、アワビやウニを食べて育つタコは絶品です。南三陸町産のセレブなタコを使用したお菓子など、多様な加工品が提供されています。

地酒・米 南三陸町産の「ひとめぼれ」を 100%使用した特別純米酒や、地元農家が生産する米も特産として知られています。海物語など、新鮮な魚介類とのマリアージュを楽しめるお酒が人気です。

参考資料・出典

最終更新: 2026-09-27