🗾 地名由来辞典

玉城町 たまきちょう

三重県 / 玉城町 昭和時代由来

AI生成

神宮の鎮座とともに神領となった土地で、町名は「玉のように美しい城」や田丸城に由来するとされます。昭和30年に田丸町などが合併して玉城町が成立しました。

語源

玉城町の町名は、昭和30年(1955年)に田丸町・東外城田村・有田村が合併して新町が成立した際に採られた名称です。町の公式説明では、町章が「タマキ」の「キ」を図案化し、全体の円で「玉」を表すことからも、町名に「玉」の字が用いられたことがうかがえます。

また、町の中心である田丸は古くから交通の要地で、田丸城の城下町として発展しました。地名としての「玉城」は、こうした城下の歴史を背景にした名称と考えられます。

歴史的変遷

時代呼称備考
室町田丸北畠親房が田丸城を築く。
安土桃山田丸織田信雄が田丸城主となる。
江戸田丸町周辺紀州領となり、のちに明治維新まで続く。
明治田丸町・東外城田村・有田村・下外城田村町村制施行で各村が成立。
昭和玉城町1955年に合併して玉城町が誕生。翌年に下外城田村を編入。

地名の特徴

玉城町は、伊勢神宮の鎮座とともに神領となり、倭姫命に随行した荒木田氏によって開拓されたと伝えられる、神宮との結びつきが深い地域です。町内には摂社・末社が多く、歴史的にも宗教的にも伊勢との関係が色濃く残っています。

また、町の中心部には田丸城跡があり、城下町としての性格も強いのが特徴です。三重県内には「玉」を含む地名がほかにもありますが、玉城町は神宮・城郭・合併町名という複数の歴史要素が重なって成立した地名といえます。

特産・名物

玉城町は伊勢神宮外宮にも奉納されるブランド豚「玉城豚」の産地として知られる。自然豊かな環境で健康的に育てられた玉城豚は柔らかな肉質が特徴で、市場評価が高くふるさと納税返礼品でも提供されている。松阪牛も産地として名を連ねており、すき焼き用などが返礼品として登録されている。農産物では寿司米に使われる地元産米や、柿・梨・イチゴなどの果実、まこもやキャベツ・カボチャなどの野菜も栽培されている。「ゴールドキウイ」も産地特産として知られ、ふるさと納税を通じて玉城町の多彩な農産物が全国に届けられている。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-18