語源
舞鶴市の地名は、明治2年(1869)にそれまでの「田辺」から改称されたものです。
明治政府が、同名の地名が各地にあることを避けるため改名を命じたことを受け、田辺城の別名であった「舞鶴城」から「舞鶴」が採用されました。
伝承では、田辺城の姿が鶴の舞うように見えたことから「舞鶴城」と呼ばれたとされ、その雅称がそのまま地名になったとされています。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 江戸 | 田辺 | 田辺藩の城下町として発展 |
| 明治2年 | 舞鶴 | 田辺城の別名「舞鶴城」から改称 |
| 明治以降 | 舞鶴市 | 行政区画の変遷を経て現在に至る |
地名の特徴
舞鶴は、城名由来の雅な地名である点が特徴です。
同じく城郭や旧地名の改称をきっかけに成立した地名としては、近世から近代への行政整理のなかで生まれた例が各地に見られます。
また、舞鶴市は東西に分かれた市街地の歴史を持ち、城下町としての西地区と、軍港の発展で形成された東地区という、異なる都市形成の歴史を併せ持っています。
特産・名物
舞鶴市は「京都一の魚のまち」として知られ、特に冬の味覚の王様である舞鶴かにが有名です。厚みのある身と甘みが特徴で、高品質な水産物のブランド化に力を入れています。
また、舞鶴発祥の京のブランド産品である万願寺甘とうも人気です。肉厚で甘い味付けが特徴の唐辛子で、京都の伝統野菜「佐波賀だいこん」と並んで農産物として高い評価を得ています。
各種品評会で高い評価を得ている舞鶴産のお茶も名物です。緑茶や抹茶など、地域に根ざした農業生産が盛んなエリアでもあります。
これらの特産品は、ふるさと納税の返礼品としても登録されており、多くの方が応援寄附の対象として選んでいます。