語源
肝付町(きもつきちょう)の町名は、2005年の合併に際して新町名として採用された「肝付」に由来します。合併協議では「肝属町」や「国見町」なども候補に挙がりましたが、最終的に「肝付」が選ばれました。町の公式資料では、由来は「地域に馴染み深い名称」とされています。
この「肝付」は、古くからこの地域を支配した肝付氏の名とも結びついています。高山・内之浦の両地域は、古くは肝付氏や島津氏の治下にあり、地域史の中で「肝付」の名が広く知られていました。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 江戸以前 | 肝付氏ゆかりの地域 | 地域名として「肝付」が歴史的に定着 |
| 明治 | 高山村・内之浦村 | 町村制施行後の行政区分 |
| 昭和 | 高山町・内之浦町 | それぞれ町制を施行 |
| 平成 | 肝付町 | 2005年7月1日に2町が合併して発足 |
地名の特徴
肝付町は、旧高山町と旧内之浦町の合併によって成立した町です。新町名の決定では、地域の歴史や住民のなじみの深さが重視され、最終的に「肝付」が採用されました。
同じ肝属郡内には「肝属」の名を持つ地名もありますが、町名としては「肝付」が選ばれました。これは、単なる行政上の名称ではなく、地域の歴史的アイデンティティを反映した地名といえます。