語源
肝付町(きもつきちょう)の町名は、2005年の合併に際して新町名として採用された「肝付」に由来します。合併協議では「肝属町」や「国見町」なども候補に挙がりましたが、最終的に「肝付」が選ばれました。町の公式資料では、由来は「地域に馴染み深い名称」とされています。
この「肝付」は、古くからこの地域を支配した肝付氏の名とも結びついています。高山・内之浦の両地域は、古くは肝付氏や島津氏の治下にあり、地域史の中で「肝付」の名が広く知られていました。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 江戸以前 | 肝付氏ゆかりの地域 | 地域名として「肝付」が歴史的に定着 |
| 明治 | 高山村・内之浦村 | 町村制施行後の行政区分 |
| 昭和 | 高山町・内之浦町 | それぞれ町制を施行 |
| 平成 | 肝付町 | 2005年7月1日に2町が合併して発足 |
地名の特徴
肝付町は、旧高山町と旧内之浦町の合併によって成立した町です。新町名の決定では、地域の歴史や住民のなじみの深さが重視され、最終的に「肝付」が採用されました。
同じ肝属郡内には「肝属」の名を持つ地名もありますが、町名としては「肝付」が選ばれました。これは、単なる行政上の名称ではなく、地域の歴史的アイデンティティを反映した地名といえます。
特産・名物
肝付町を代表する特産品は、全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞を含む多数の部門で優勝した「鹿児島黒牛」です。その濃厚な旨味と高品質さは広く知られており、焼肉用やステーキなど加工品としても提供されています。
また、町内で飼育される「かごしま黒豚」も名物として人気を博しています。黒豚特有の深いコクと柔らかさがあり、ロースやアゴ肉など部位ごとに特製料理が作られています。
さらに太平洋に面した内之浦港では、黒潮に乗って獲れる新鮮な地魚も自慢です。季節によって内容が異なる鮮魚ボックスなどが、ふるさと納税の返礼品として人気があります。
これらの特産品は、ふるさと納税の返礼品としても人気があります。