語源
琴平町の地名は、町の中心にある金刀比羅宮(ことひらぐう)に由来する門前町の名です。香川県立図書館の資料では、琴平の町は金刀比羅宮を中心に発展した代表的な門前町であり、慶長から寛文ごろに町らしくなったとされています。
また、香川県の資料では、県名「香川」が「香の川」に由来するとされる一方、琴平町はその信仰の中心である金刀比羅宮の門前に形成された町として位置づけられています。町名そのものは、神社名・地名としての「琴平」が定着したものと考えられます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 江戸 | 金毘羅の町 | 金刀比羅宮の門前町として発展 |
| 江戸 | 琴平 | 町名として定着していく過程の表記 |
| 明治 | 琴平町 | 近代の自治体名として成立 |
地名の特徴
琴平町は、寺社の門前に発達した「門前町」の典型例です。参拝客を相手にした土産物店、旅館、飲食店などが坂道に沿って並び、信仰と商業が結びついて町の景観を形づくってきました。
同じ香川県内でも、善通寺市や白鳥本町、仏生山町などは寺社を中心に発達した門前町・鳥居前町として知られ、琴平町はその代表格といえます。