語源
小豆島の地名は、島名「小豆島」に由来します。読みの「しょうど」は、「小豆」の音読み「しょうず」が転訛したものとされ、古くは「あずきしま」と読まれていたと考えられています。
語源には諸説あり、ひとつはこの島で小豆(あずき)の栽培が盛んで、産物として知られていたことから「小豆の島」と呼ばれたという説です。もうひとつは、古語の「あず」(崖・急斜面)と接尾語の「き」から成るとする地形由来説で、山がちで断崖の多い小豆島の地勢と結びつけて説明されます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 古代 | あずきしま | 『古事記』に小豆島の名が見えるとされる |
| 中世以降 | しょうどしま | 音読みの定着とともに現在の読みへ変化 |
| 近代・現代 | 小豆島町 | 2006年に町制施行後の自治体名として定着 |
地名の特徴
小豆島町は、瀬戸内海の小豆島南東部に位置する町です。地名の由来に地形説があるように、島内には寒霞渓のような断崖や奇岩の景観があり、険しい地形が地名理解の手がかりになっています。
また、小豆島は日本におけるオリーブ栽培の発祥地とされ、醤油や素麺、佃煮などの産業でも知られます。地名そのものは古代から伝わる島名を受け継ぎつつ、地域の自然と産業の歴史を今に伝えています。
特産・名物
小豆島手延素麺「島の光」は、400 年にも及ぶ伝統と職人の技が息づく逸品です。天日干しという日本三大そうめんの唯一の特徴を持ち、寒期に熟成させる製法により塩分を控えめにすることで、独特の風味と力強さを生み出しています。
オリーブオイルは、明治時代に日本で初めて栽培に成功したオリーブ発祥の地として有名です。現在も生産量は日本一を誇り、9 月中旬から 11 月下旬頃まで収穫の季節を迎えます。香りの豊かなエキストラバージンオイルが人気で、サラダやパスタなど様々な料理にお使いいただけます。
また、創業 1858 年の老舗製油メーカー「かどや」が製造する太白ごま油も名物です。原料のごまを焙煎せずそっと丁寧に搾った油は、香が少なくどんなお料理にも合うのが特徴で、小豆島そう麺の素材としても愛されています。
ふるさと納税の返礼品としても人気があります