語源
山田町の地名由来には、岩手県の資料で2つの説が紹介されています。ひとつは「山」に方言の「たぁ(たわむ)」が付いたもので、山に囲まれた窪地を表すとする説です。もうひとつは、「山端(やまはた)」の略で、山のふもとを意味するという説です。
いずれの説も、山地に囲まれた地形を背景にした名称と考えられます。山田という表記は一般的ですが、この町名では周囲の山並みや谷あいの地勢を反映した地名として理解できます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 不明 | 山田 | 岩手県の資料で由来が2説紹介されている |
地名の特徴
山田町は三陸沿岸の町で、山と海が近い地形が特徴です。町内には山田湾や船越湾などの海岸地形があり、背後に山地が迫る土地柄が地名の印象にも表れています。
同じ岩手県内でも、地形を表す地名は多く見られます。山田町の「山田」も、こうした自然地形に根ざした地名の一つといえます。
特産・名物
岩手県山田町の特産品は、三陸海岸の豊かな海と北上山地の山林に恵まれた自然が生んだ食材が中心です。特に有名なのが、牛乳瓶入り生うにで、山田町の夏の三陸名物として発祥の地ともいわれています。ミョウバンを一切添加せず滅菌海水で瓶詰めされた無添加商品であり、その濃厚な旨味が特徴です。
また、山田湾で養殖が盛んな牡蠣も人気があります。穏やかできれいな海で育てられた「春ガキ」は身がふっくらしており、栄養素が豊富で春の味覚として愛されています。さらに、原木栽培の高品質椎茸も全国屈指の産地として知られており、全農乾椎茸品評会で 14 年連続で農林水産大臣賞を受賞しています。
古くから鮭漁が盛んに行われてきた町では、冬の寒風で干す新巻鮭も町の風物詩となっています。これら山田町の特産品は、ふるさと納税の返礼品としても多く登録されており、人気ランキングでも上位を占めています。