語源
久慈市(久慈)の地名は、南北朝期から郡名として見られる古い地名です。由来には複数の説があり、主に次のように説明されています。
- くびれた地形から生じたという説
- 海食によって陸地がクジ(えぐられ)て、クズ(崩)れた場所という説
- 「口津(クツ)」の意味で、河口につくられた船着場を表すという説
- 「口州」の意味で、河口に横たわる長い海砂州を表すという説
いずれも、海岸地形や河口部の地勢と結びついた地名解釈です。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 南北朝 | 久慈郡 | 郡名として見られる |
| 昭和 | 久慈市 | 市制施行後の現行名 |
地名の特徴
久慈の地名は、海岸線の地形や河口の景観を反映した説明が多いのが特徴です。岩手県北部の沿岸部には、同様に地形や海と結びついた地名が多く、地域の自然環境が地名形成に強く影響してきたことがうかがえます。
特産・名物
久慈市は三陸沿岸に位置し、新鮮な海産物が豊富です。特に「茹でだこ」や「蒸しダコ」は地元で獲れたタコを加工した人気食品で、吸盤のコリコリとした歯ごたえが特徴です。そのままお刺身として楽しむこともでき、和え物やカルパッチョなど様々な調理法に対応しています。
また、山ぶどうが自生する土地柄を活かしたスイーツも有名です。「山ぶどうWチーズケーキ」は地元特産の山ぶどうを使ったレアチーズケーキで、甘酸っぱさがアクセントとなり人気があります。
さらに、久慈市の大自然で育った天然松茸も食味や香りが高く評価されています。全国でも高い評価を得ており、2025年9月より受付開始となりました。
これらの特産品は、ふるさと納税の返礼品としても多く登録されており、全国から多くの人が久慈の味を堪能しています。