語源
北上市の「北上」は、市域を流れる北上川に由来する地名です。
北上川は岩手県を代表する大河で、市名もこの川の名を受けて付けられたと考えられます。
北上市は、1991年(平成3年)に和賀郡和賀町と江釣子村などの合併によって成立した市で、現在の市名は新設時に地域の中心的な地理名称を採ったものです。
そのため、由来としては「川の名にちなむ地形由来」の性格が強い地名といえます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 昭和 | 北上市 | 1991年に和賀町・江釣子村などの合併で成立 |
地名の特徴
北上市のように、地域を流れる大きな川の名を市名に採る例は各地に見られます。
岩手県では、北上川が県内の地理・交通・生活圏の骨格を形づくってきたため、地名としても強い存在感を持っています。
また、同じ岩手県内でも、県名の「岩手」は古代の郡名に由来し、北上市の「北上」はより直接的に自然地形を示す点が特徴です。
このように、県名と市名で由来の層が異なるのも興味深いところです。
特産・名物
北上市の特産品として、岩手県北部の自然に育まれたお米が有名です。「ひとめぼれ」や「銀河のしずく」などのブランド米は、特別栽培米として生産されており、その美味しさから食卓を彩る人気商品となっています。
また、市内で製造されているチーズケーキも大きな名物です。「トロイカ チーズケーキ」はメディア露出が多く、JR 東日本おみやげグランプリのエリア賞を受賞するなど、北上市スイーツの象徴として広く知られています。
さらに、二子地区などで生産されるさといもも季節限定のお品として人気があります。夏から秋にかけての旬の味覚として提供されており、野菜セットとしてもふるさと納税の返礼品として登録されています。
上記の特産品は、北上市の地域経済を支えるとともに、ふるさと納税の返礼品としても人気があります。