語源
北上市の「北上」は、市域を流れる北上川に由来する地名です。
北上川は岩手県を代表する大河で、市名もこの川の名を受けて付けられたと考えられます。
北上市は、1991年(平成3年)に和賀郡和賀町と江釣子村などの合併によって成立した市で、現在の市名は新設時に地域の中心的な地理名称を採ったものです。
そのため、由来としては「川の名にちなむ地形由来」の性格が強い地名といえます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 昭和 | 北上市 | 1991年に和賀町・江釣子村などの合併で成立 |
地名の特徴
北上市のように、地域を流れる大きな川の名を市名に採る例は各地に見られます。
岩手県では、北上川が県内の地理・交通・生活圏の骨格を形づくってきたため、地名としても強い存在感を持っています。
また、同じ岩手県内でも、県名の「岩手」は古代の郡名に由来し、北上市の「北上」はより直接的に自然地形を示す点が特徴です。
このように、県名と市名で由来の層が異なるのも興味深いところです。