語源
日高町(日高ちょう)の地名は、日高山脈の麓にあることに由来するとされています。北海道の地名解説では、日高の名は「土地南向きにして靄(もや)等も早く相晴れ、天日を早くより仰ぎおり候こと故」という松浦武四郎の国名建議書に基づくとされ、日高という国名・地名が用いられるようになりました。
現在の日高町は、旧日高町と門別町が2006年(平成18年)3月1日に新設合併して成立した町です。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 不明 | 右左府村(ウシャップ) | 以前の呼称とされる |
| 昭和 | 日高村・日高町 | 松浦武四郎の国名建議書に由来する「日高」の名が定着 |
| 平成 | 日高町 | 旧日高町・門別町の新設合併により成立 |
地名の特徴
日高町の「日高」は、北海道の日高地方全体に広がる地名群と関係が深く、日高山脈を背景にした地形由来の名称として理解できます。周辺には新ひだか町、平取町、むかわ町など、日高の名を含む自治体が並び、地域名としての「日高」が広く定着しています。
特産・名物
日高町は日高地方の中でも山間部と沿岸部にまたがる地域で、多様な産品が生産されています。沿岸では「ししゃも」が特産品として知られており、門別漁港で水揚げされる本シシャモは貴重な秋の恵みです。また「たこ」も日高沖を代表する海産物で、刺身や加工品として人気があります。酪農産品では日高乳業が手がけるチーズや乳製品が評判で、やぎミルクを使ったチーズケーキなど個性的な商品も揃います。競走馬の産地としても名高く、牧場観光を含む食・農体験の取り組みも行われています。ふるさと納税の返礼品にはシシャモ・チーズ・昆布醤油を使ったいくらなどが登録されています。