語源
滝上町(たきのうえちょう)の町名は、文字どおり「滝の上」に市街地があることに由来します。町の案内では、渚滑川上流にある「ポンカムイコタンの滝」の上部に市街地があるため、この名が付いたとされています。
滝上という表記は、地形をそのまま表したわかりやすい地名です。北海道の地名にはアイヌ語由来が多い一方で、滝上町のように和語で地形を説明する例も見られます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 明治38年 | 開拓開始 | 高知県出身の西森亦吾氏が上渚滑原野52線に入地 |
| 大正7年 | 滝上村 | 渚滑村から分村して成立 |
| 昭和22年 | 滝上町 | 町制施行 |
地名の特徴
滝上町は、オホーツク管内の地名の中でも、アイヌ語の転訛ではなく地形をそのまま表した町名として理解しやすい部類です。周辺には、川や河口、湿地などの地形に由来する地名が多く、北海道らしい自然環境と地名の結びつきを感じられます。
また、町の歴史は比較的新しく、開拓と行政区画の変遷の中で現在の町名が定着しました。
特産・名物
滝上町は日本国内のハッカ(薄荷)農業生産量の約95%を占める「ハッカの町」として全国に知られています。農家が栽培から精油まで一貫して手がける滝上産ハッカは、品質の高さで評価されており、その爽やかな香りはアイスや菓子など多様な加工品に活用されています。また、10万平方メートルという日本最大級の広さを誇る「芝ざくら滝上公園」のシバザクラも春の名物として観光客を集めています。渚滑川沿いに広がる「錦仙峡」の紅葉も滝上の秋の風物詩として知られています。ふるさと納税返礼品ではハッカを使ったアイスや地元野菜セット、枝豆などが登録されており、ハッカの産地ならではの品が揃っています。