語源
南富良野町は、明治41年(1908年)に下富良野村戸長役場から分離創設された際、富良野の南方に位置することから「南富良野」と名付けられました。
ここでいう「富良野」は、アイヌ語の フラヌイ に由来するとされます。意味については資料により表現の違いがありますが、十勝岳周辺の噴気や臭気、あるいは赤色の溶岩・焼石が多い土地を指す説明が見られます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 明治 | 南富良野 | 下富良野村戸長役場から分離創設の際、南方にあることから命名 |
| 明治 | 富良野 | もとの地名。アイヌ語由来の地名が漢字化されたもの |
地名の特徴
南富良野町の「南」は、方角を示して富良野地域内での位置関係を表したものです。北海道では、中心となる地名に方角を付して「上・中・下」「東・西・南・北」を区別する例が多く、南富良野町もその一つです。
また、同じ「富良野」を含む自治体として、上富良野町・中富良野町・富良野市があり、いずれも共通してアイヌ語由来の地名を基礎にしています。
特産・名物
南富良野町は厳寒の自然を活かした特産品が揃う町です。じゃがいもは代表的な農産物で、メークインやインカのめざめ、男爵いもなど多様な品種が栽培されており、氷点下30度にもなる厳寒で糖度が高まった越冬じゃがいもが特に人気です。じゃがいもを皮付きのまま揚げて味付けした加工品「バタじゃが」は地域の名物として親しまれており、ふるさと納税の返礼品としても提供されています。また、近年はエゾシカ肉も注目されており、高たんぱく・低カロリーを特徴とするエゾシカ缶詰やソーセージが返礼品として登録されています。くまさそを使った「くまささ茶」も地域独自の加工品として知られています。