語源
雨竜町の町名は、町内を流れる雨竜川の名に由来します。町の公式紹介では、雨竜はアイヌ語の地名「ウリロペツ」(鵜の多い川という意味)から転訛したものとされ、雨竜川の河口付近に多くの鵜が生息していたことにちなむと説明されています。
また、Wikipediaでは「ウリリオペッ(ウリロペッ)」(鵜・たくさんいる・川)や「オリリオペッ(オリロペッ)」(そこに・波・立つ・川)などの説が紹介されており、いずれも川の様子や生息する鳥に結びついたアイヌ語由来の地名と考えられています。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 明治 | 雨竜川周辺の開拓地 | 明治22年の華族組合農場による開拓に端を発する |
| 明治 | 雨竜 | 川名をもとに地名が定着 |
| 昭和 | 雨竜町 | 町制施行後の行政地名 |
地名の特徴
雨竜町の地名は、北海道に多いアイヌ語起源の地名の一つです。周辺には雨竜川のほか、石狩川や尾白利加川など河川が多く、川と湿地・平野の地形が地名の成立に深く関わっていることがうかがえます。
同じく「雨竜」の名を持つ雨竜郡や雨竜川も、この地名の由来を考えるうえで重要です。
特産・名物
雨竜町は、ペンケペタン川の清流と寒暖差の大きな気候が生む「うりゅう米」が代表的な特産品です。良質な水と大地で育まれたブランド米は一等米出荷を10年以上継続しており、「ゆめぴりか」「ななつぼし」を中心に高い食味評価を得ています。また、夏の寒暖差を活かして栽培される「暑寒メロン(暑寒レッド)」は糖度が高く贈答品としても人気で、北海道では珍しいさつまいも(シルクスイートや紅はるか)の産地としても近年注目されています。
ふるさと納税の返礼品では、うりゅう米の精米・無洗米のほか、暑寒メロンや旬のさつまいもなども登録されており、雨竜町の農産物の豊かさを全国に発信しています。