🗾 地名由来辞典

黒松内町 くろまつないちょう

北海道 / 黒松内町 明治時代由来

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アイヌ語の「クル・マツ・ナイ」(和人の女のいる沢)に由来するとされ、出稼ぎの漁夫を慕って来た妻たちが滞留したという伝承が残ります。

語源

黒松内町の地名は、アイヌ語の クル・マツ・ナイくる・まつ・ない に由来するとされています。意味は「和人の女のいる沢」で、出稼ぎに来た漁夫を慕ってこの地まで来た妻たちが、途中でシケに遭ってそのまま滞留したという伝承が伝わっています。

町の観光協会や紹介記事でも同様の説明が見られ、黒松内の地名はこの伝承と結びつけて理解されることが多いです。

歴史的変遷

時代呼称備考
明治黒松内村開拓の進展により村として成立
昭和三和村1955年に旧黒松内村・旧熱郛村・旧樽岸村中ノ川地区が合併
昭和黒松内町1959年に町制施行で改称

地名の特徴

黒松内町は、後志地方のほかの地名と同じくアイヌ語由来の地名が多い地域に属します。周辺には、寿都町の朱太川に由来する地名や、蘭越町・ニセコ町など、アイヌ語の地形表現をもとにした町名が並びます。

「クル・マツ・ナイ」のように、人の移動や滞留の伝承と結びついた地名は、北海道の地名の中でも特徴的です。

特産・名物

黒松内町は豊かな酪農環境を背景に、チーズ製造が盛んな町として知られています。地元産ミルクを使って「トワ・ヴェール」が製造するブルーチーズは、全国ナチュラルチーズコンテストで金賞を受賞した実績を持ち、JAL国際線ファーストクラスの機内食にも採用されたことで知名度が高まりました。カマンベールチーズやゴーダチーズ、ベーコン・ハム・ソーセージなどの加工品も地域の代表的な産品です。また、北海道産鶏肉を秘伝のタレに漬け込んだ「親どり」と「若どり」も黒松内ならではの名物として親しまれています。

ブルーチーズやチーズセット、肉加工品などはふるさと納税の返礼品として提供されており、全国から高い支持を集めています。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-17