語源
北斗市の名称は、2006年(平成18年)の旧上磯町と旧大野町の合併時に、新市名として公募により選ばれたものである。 「北斗」は北斗七星に由来し、「北の大地で輝く都市」「他地域の模範となる個性的なまち」を目指す願いが込められている。また、北海道新幹線によって本州と北海道を結ぶ玄関口となることへの期待も背景にあった。 北海道の自治体名にはアイヌ語由来のものが多いが、「北斗市」は比較的新しく作られた瑞祥地名である。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 昭和 | 上磯町 | 渡島地方の沿岸部を中心とした町 |
| 昭和 | 大野町 | 内陸部を中心に発展した町 |
| 平成 | 北斗市 | 2006年に両町が合併して成立 |
地名の特徴
北斗市は函館市に隣接する道南の都市であり、北海道新幹線の「新函館北斗駅」が置かれている。市名は地理的特徴ではなく、未来志向のイメージを重視して命名された点に特徴がある。
特産・名物
北斗市は豊かな農地と海に恵まれた道南の食料産地である。米では食味ランク特Aを獲得した「ふっくりんこ」が代表品種として知られ、ふっくらとした柔らかな食感が特徴だ。トマトも道内有数の産地で、完熟した「りんか409」や「麗華」といった品種が栽培されており、有機ミニトマト100パーセントのジュースも地元の名品として親しまれている。また、全道上位の作付け面積を誇る長ネギは、肉質が柔らかな夏ネギとして市場から高い評価を受けている。函館近郊の海からはホタテや松前漬けの原料となる食材も産出される。ふるさと納税の返礼品では有機トマトジュース、松前漬け食べ比べセット、ふっくりんこ米などが人気を集めており、北斗の農と海の恵みが全国へ届けられている。