🗾 地名由来辞典

羽島市 はしまし

岐阜県 / 羽島市 昭和時代由来

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羽島市の名は、近代に羽栗郡と中島郡が合併してできた羽島郡に由来します。さらにその背景には、木曽川の洪水と流路変化による郡名の変遷があります。

語源

羽島はしま市の名は、もともと近代に成立した羽島郡はしまぐんに由来します。明治30年(1897年)、郡制施行により羽栗郡はぐりぐん中島郡なかしまぐんが合併した際、それぞれの一字を取って「羽島郡」と名づけられました。

さらにその背景には、木曽川の洪水と流路変化があります。かつて尾張国に属していた葉栗郡は、美濃側に編入されたのち「葉」の字を「羽」に改めて羽栗郡となりました。一方、中島郡は川に囲まれた島状の地を表す地名と考えられています。市名の「羽島」は、この羽島郡の名を受け継いだものです。

歴史的変遷

時代呼称備考
江戸葉栗郡・中島郡近世初期まで市域の北部と中・南部で郡が分かれていた
明治羽島郡1897年、羽栗郡と中島郡の合併で成立
昭和羽島市1954年、羽島郡南部の町村合併により市制施行

地名の特徴

羽島市の地名は、自然地形と行政区画の変化が重なって生まれた点が特徴です。とくに木曽川の洪水による流路変化が、尾張・美濃の境界や郡名の成立に深く関わっています。

同様に、川の流路や氾濫原の地形を背景に成立した地名は、濃尾平野の各地に見られます。羽島の「島」は、海の島ではなく、川に囲まれた土地を表す地名要素として理解できます。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-16