語源
おおい町は、平成18年(2006)に旧大飯町と名田庄村が合併して成立した新しい町名です。町名そのものは合併に伴う命名で、旧来の地名としては「大飯」と「名田庄」が受け継がれています。
とくに名田庄地域は、古代末期から中世にかけて存在した荘園名「名田の庄」に由来するとされます。近畿地方整備局の紹介でも、名田庄地域は荘園名「名田の庄」が由来と説明されています。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 平安 | 名田の庄 | 名田庄地域の由来となった荘園名 |
| 明治 | 名田庄村 | 知三村・奥名田村の合併で成立 |
| 昭和 | 大飯町 | 佐分利村・本郷・大島村の合併で成立 |
| 平成 | おおい町 | 大飯町と名田庄村の合併により成立 |
地名の特徴
おおい町は、旧大飯町と旧名田庄村という、性格の異なる二つの地域が合わさってできた町です。海に面した若狭湾沿岸と、山深い名田庄地域をあわせ持つ点が特徴で、地名にもその歴史の重なりが表れています。
また、旧名田庄地域は「名田の庄」という荘園由来の地名を今に伝えており、福井県内でも中世の土地制度と結びついた地名として知られます。
特産・名物
おおい町は、豊かな自然環境に恵まれ、「山の幸」と「海の幸」が豊富に手に入る地域です。特筆すべき代表的な特産品として、梅干しやきのこ類などがあります。
【梅製品】 おおい町の最大の特産品の一つが、完熟した天然の梅をふんだんに使った各種梅製品です。特に「紅映梅」は生産量が非常に少なく希少な品種であり、自然に落ちた完熟梅のみを使用しています。昔ながらの天日干し製法で、手作業により丁寧に仕上げられており、まろやかな酸味と旨味が特徴です。塩分を抑えた減塩タイプや、持ち運びやすい一口サイズの梅干しも人気を集めています。
【山の幸】 豊かな山々が生み出す「山の幸」も豊富です。代表的なものに、高品質な椎茸(錦賞しいたけなど)があり、乾燥パウダーとして加工されたものが利用されています。また、山菜製品や梅肉エキスなども、おおい町の食文化を支える重要な特産品です。
【海の幸】 地理的にも恵まれており、「海の幸」も特産物として知られています。若狭湾に面した地域柄、新鮮な魚介類が獲れ、地域の食卓を彩っています。
これらの地元の味覚は、ふるさと納税の返礼品としても非常に人気が高く、梅干しや椎茸パウダーなど、様々な形で「おおい町」の恵みを自宅で楽しむことができます。