🗾 地名由来辞典

富里市 とみさとし

千葉県 / 富里市 明治時代由来

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明治22年の町村制施行で、十三の里にちなむ「富里村」として成立し、のちに市制施行しました。地名は開墾の順序と美称を組み合わせたもので、七栄や十倉なども開墾順に由来します。

語源

富里市の市名は、明治22年の町村制施行で日吉倉・久能・大和・根木名・七栄・新橋・中沢・新中沢・立沢・立沢新田・高野・高松・十倉の13か村が合併してできたことに由来します。
この「十三の里」をもとに、里を「むら」の意味としてとらえ、「富里村」と名づけられました。つまり、開墾によって成立した13の集落をたたえる美称としての地名です。

また、市内の個別地名にも開墾順序に由来するものがあります。たとえば七栄は七番目に開墾されたことから、十倉は十番目に開墾されたことから名づけられたとされています。
このように富里の地名は、明治期の開拓史と強く結びついています。

歴史的変遷

時代呼称備考
明治富里村13か村の合併により成立。「十三の里」に由来
昭和富里町町制施行後の呼称
平成富里市市制施行後の現行名称

地名の特徴

富里市の地名は、開墾の順番をそのまま反映したものが多いのが特徴です。七栄、十倉のほか、周辺には初富・二和・三咲・豊四季・五香・六実・八街・九美上・十余一・十余二・十余三など、同じく開墾順序を示す地名が各地に見られます。

また、七栄のように、もともと野馬牧場や土手、木戸、捕込など牧に関する地名が残る地域もあり、近世以前の牧場文化と明治の開拓地名が重なっている点も富里の地名の大きな特徴です。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-16