語源
佐倉の由来について、佐倉市公式サイトでは、主に二つの説が紹介されています。
一つは、この地で生産された麻布を朝廷に献上するための貯蔵庫があり、朝倉が転じて「さくら」になったという説です。
もう一つは、清い倉があったことから、すがすがしい語感をもつ「さ」が付いて「さくら」と呼ばれるようになったという説です。
いずれの説でも、古くからこの地に人が住み、倉を建てて暮らしを営んでいたことがうかがえます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 中世 | 作倉・佐倉 | 史料上では「作倉」とみえることもあるとされます。 |
| 慶長15年以降 | 佐倉 | 現在の佐倉城を中心とする地域が「佐倉」と呼ばれるようになったとされます。 |
| 昭和29年 | 佐倉市 | 市制施行により市となりました。 |
地名の特徴
佐倉は、城下町として発展した歴史を持つ地名です。
また、同じ「さくら」と読む地名でも、桜の花そのものを直接の由来とするとは限らず、古い語や土地の機能に由来する例があることを示す地名でもあります。
千葉県内では、佐倉城や本佐倉城など、城郭・城下町の歴史と結びつく地名としても知られています。