語源
岡崎の地名は、丘陵地の「崎」の地、つまり「岡の端・高まりの先端」を表す地形由来の名と考えられています。
文献上は1484年に「オカサキ」で見えるのが古く、同時期に「岡崎郷」の表記も確認できます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 室町 | オカサキ | 1484年の記録に見える古い表記 |
| 室町 | 岡崎郷 | 同時期に見える地名表記 |
| 江戸 | 岡崎 | 矢作宿から岡崎と呼ばれるようになったとされる |
| 大正 | 岡崎市 | 1916年(大正5年)に市制施行 |
地名の特徴
岡崎市は、愛知県のほぼ中央部に位置し、丘陵地と平野が接する地勢を持ちます。
同じ「崎」を含む地名には、地形の突端や高まりを表す例が多く、岡崎もその一つとして理解できます。
また、旧来の「矢作(やはぎ)」の地名から岡崎へ移り変わった経緯が知られており、地域の歴史と地名の変遷をたどれる例でもあります。
特産・名物
岡崎市を代表する特産品は八丁味噌です。岡崎城から八丁(約870m)の距離にある八丁村(現・八帖町)で、カクキューとまるやの二軒の蔵元が江戸時代から製造を続けています。大豆と塩のみを原料に、大きな木桶で2年以上熟成させる伝統製法が特徴で、濃厚で独特のコクと渋みがあります。
岡崎おうはんは、地元で生まれた地鶏のブランドです。横斑プリマスロックと名古屋コーチンを交配した品種で、歯ごたえがあり、うま味の強い肉質が評価されています。
八丁味噌を使った味噌煮込みうどんや味噌田楽も岡崎を代表するグルメで、これらの名産品はふるさと納税の返礼品としても多数ラインナップされています。