語源
中川区の区名は、昭和12年の区制施行時に新たに定められたもので、区名の由来は中川運河(旧河川名)の「中川」にあります。区の公式案内でも、区のシンボルマークは「中川」の文字と、川が多いという区の特徴を組み合わせてデザインされたと説明されています。
また、民俗地名の解説では、「中川」は堀川と庄内川の間の川を指す名称として説明されており、周辺の水系と結びついた地名であることがわかります。区内には庄内川・新川など複数の河川が流れ、低地で平坦な地形もこの地名の背景にあります。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 昭和 | 中川区 | 昭和12年に中区・南区の一部を合わせて発足 |
| 昭和 | 中川 | 区名の由来となった中川運河・旧河川名にちなむ |
地名の特徴
中川区は、名古屋市の中西部に位置し、河川や運河とともに発展してきた地域です。区名そのものが水辺の地形を示しており、同じく河川名や水路名に由来する地名の典型例といえます。
区のシンボルマークにも「川が多い」という特徴が反映されており、地名と地域の景観・歴史が一致している点が特徴です。
特産・名物
中川区の注目スポットとして、VERMICULAR VILLAGE(バーミキュラビレッジ) があります。中川運河沿いに2019年にオープンした複合施設で、名古屋市中川区に本社を置く愛知ドビー株式会社が手がける鋳物ホーロー鍋ブランド「バーミキュラ」の直営ショップ・レストラン・ベーカリーが集まります。鋳物製造の技術を活かした高品質な鍋は、国産鋳物ホーロー鍋として全国的に知られています。
また、江戸時代には東海道の脇街道「佐屋街道」が区内を通り、尾頭橋を渡る旅人でにぎわった歴史があります。現在の尾頭橋周辺には、焼肉をはじめとする飲食店が集まる商店街として地域の食文化を支えています。
中川区は区内に多数の問屋・倉庫が集まる商業・工業エリアでもあり、食品関連の流通拠点としての顔も持ちます。
名古屋市のふるさと納税返礼品では、味噌カツや手羽先など名古屋めし関連の品々のほか、愛知県産食材を使った加工品が人気です。