🗾 地名由来辞典

鳥取市 とっとりし

鳥取県 / 鳥取市 飛鳥時代由来

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「鳥取」の地名は、水鳥を捕らえる職業集団「鳥取部(ととりべ)」が当地に住んでいたことに由来する。鳥取平野の湿地帯は古代から水鳥の猟場として知られていた。

語源

「鳥取」の地名は、水鳥を捕らえることを職業とした集団「鳥取部ととりべ」が当地に居住していたことに由来する。「○○部」とは「○○の役割を与えられた人びと」を意味する大和朝廷時代の職業部制の名称である。

古代の鳥取平野は千代川・袋川の合流地点を中心に湿地帯が広がり、豊富な水鳥の猟場として知られていた。大和朝廷は諸国に鳥を捕らえさせ、税として納めるよう命じており、『古事記』や『日本書紀』にも「鳥取造ととりのみやつこ」や「鳥取部」に関する記述が見られる。

『和名抄』には「因幡国邑美郡鳥取郷」として記載されており、古くから「鳥取」の地名が定着していたことが確認できる。

歴史的変遷

時代記録・出来事
古代鳥取部が当地に居住、大和朝廷に水鳥を納める
奈良時代『和名抄』に「因幡国邑美郡鳥取郷」として記載
江戸時代因幡・伯耆二国を治める鳥取藩(池田氏)が成立
1871年廃藩置県により鳥取県が誕生
1876年島根県に合併される
1881年鳥取県として再置(9月12日が「とっとり県民の日」)

地名の特徴

鳥取という地名は動物(鳥)を捕る行為に由来する珍しい例である。地形的には鳥取砂丘で有名な砂丘地帯を持つ一方、千代川流域には古代から湿地が広がっており、水鳥の生息に適した環境だったことが地名の背景に反映されている。

地名の変遷

  1. 飛鳥 鳥取部 — 水鳥を捕らえる職業部。「ととりべ」と読む

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-16