🗾 地名由来辞典

東近江市 ひがしおうみし

滋賀県 / 東近江市 平成時代由来

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市名は、滋賀県東部の「近江」に位置することを示す合成地名です。2005年に八日市市などが合併して成立し、2006年に蒲生町・能登川町を編入して現在の市域となりました。

語源

東近江ひがしおうみは、滋賀県東部の「近江」にあることを示す地名で、旧国名の近江に方位の「東」を冠した合成地名です。市制施行時の新しい自治体名として採用され、2005年に八日市市・永源寺町・五個荘町・愛東町・湖東町が合併して成立しました。のちに2006年、蒲生町と能登川町を編入して現在の市域になりました。

歴史的変遷

時代呼称備考
平成東近江市2005年に合併で成立、2006年に2町を編入

地名の特徴

「東近江」は、旧国名「近江」を含む広域地名として、県内の他の自治体名とも整合しやすい命名です。近江地方では、旧国名や方位を組み合わせた市名が見られ、地域の位置関係を端的に示す例の一つです。

特産・名物

東近江市を代表する伝統産業が「近江上布(おうみじょうふ)」です。室町時代に起源をもつ麻織物で、苧麻(ちょま)や大麻を原料とし、昭和52年に国の伝統的工芸品に指定されました。風通しがよく涼やかな夏の高級衣料として知られるほか、現代的な「近江ちぢみ」や「近江の麻」ブランドとして洋服地・インテリア素材としても展開されています。地域の麻織物の技術は特許庁の地域団体商標にも登録されています。

食の特産品では、琵琶湖の固有種で高級魚として知られる「ホンモロコ」が市を代表する水産物です。東近江市は平成27年にホンモロコの特産品化推進協議会を設立し、甘露煮や魚田(みそ田楽)などの伝統料理として広めています。また、「近江牛」の産地でもあり、市内での肥育も行われています。

農産物では、百済寺(ひゃくさいじ)周辺で栽培される「百済寺柿」を使ったジャンボ干し柿が知られるほか、「愛東菜(あいとうな)」と呼ばれる地域独自の葉物野菜も特産品の一つです。これらの特産品はふるさと納税の返礼品としても提供されており、市の農業・漁業の多様な魅力を全国に発信しています。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-18