語源
「岡山」の地名は、1590年(天正18年)に宇喜多秀家が現在の岡山城の地に新城を築く際、城が置かれた小高い丘の名称に由来する。「岡」は古くから「小高い丘」「小高い台地」を意味する言葉であり、この「岡の山」が地名として定着した。
築城以前、この地は「柴津岡山(しばづおかやま)」と呼ばれており、豊臣秀吉の勧めによって宇喜多秀家が居城を石山城からこの岡山へと移した。城下町が形成されるにつれ、「岡山」の名称が周辺地域全体を指すようになった。
歴史的変遷
| 時代 | 記録・出来事 |
|---|---|
| 安土桃山以前 | 「柴津岡山」として知られる小高い丘 |
| 1590年 | 宇喜多秀家が岡山城を築城し、城下町「岡山」が成立 |
| 江戸時代 | 池田氏が備前岡山藩を治める |
| 1871年 | 廃藩置県により岡山県が成立 |
| 1889年 | 市制施行により岡山市が誕生 |
地名の特徴
「岡山」という地名は、城が置かれた地形の特徴をそのまま名に冠した例である。岡山城は烏城(うじょう)とも呼ばれ、城とともに「岡山」の名が広く知られるようになった。現在は政令指定都市として中国地方の中核都市となっている。