語源
十日町の名は、十日に市が立つ「市日」に由来すると考えられています。各地に見られる「四日市」「七日町」などと同じく、定期市の開催日を地名化したものです。
十日町市の中心部は、古くから信濃川流域の交通の要衝であり、善光寺街道や舟運とも結びついて発展しました。市が立つ場所として人や物資が集まり、その呼び名が定着したとみられます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 江戸 | 十日町 | 十日の市日に由来する町名として定着 |
| 明治 | 十日町 | 町として継続し、のちに市制へ |
| 昭和 | 十日町市 | 1954年に市制施行 |
| 平成 | 十日町市 | 2005年に周辺町村を編入合併 |
地名の特徴
十日町は「市日」由来の地名として、全国の「○日町」「○日市」の仲間に入ります。とくに新潟県内では、商業・流通の拠点として発達した地名の一つです。
また、十日町市は豪雪地帯として知られ、織物文化や棚田、清津峡などでも有名です。地名の由来は市日にありますが、その後の発展は雪国の地理条件と交易の歴史に支えられてきました。