語源
江南区は、新潟市の行政区のひとつで、2007年の政令指定都市移行に伴って設置されました。区名の「江南」は、一般に「江(川)の南側」を連想させますが、この区名は旧来の村名や町名をそのまま引き継いだものではなく、新潟市の区割りの中で付けられた行政区名です。
区の中心となる旧亀田町域は、江戸時代から六斎市の立つ在郷町として発展した亀田郷に属し、旧横越町や旧新潟市域の一部を含みます。したがって、地名としての「江南区」は、歴史的な集落名の継承というより、広域行政区としての新設名とみるのが適切です。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 昭和 | 旧亀田町・旧横越町など | 現在の区域を構成する旧自治体 |
| 平成 | 江南区 | 新潟市の政令指定都市移行に伴い設置 |
地名の特徴
江南区は、新潟市の他の行政区と広く接し、交通網や住宅地の広がりを背景に、中央区の都心部と結びつきの強い地域です。区内には旧亀田町、旧横越町のほか、曽野木・両川・大江山などの地域が含まれ、農村的な景観と市街地化が混在しています。
また、区名そのものの由来は旧地名の継承ではありませんが、区内の各地区には亀田、横越、沢海など、歴史の長い地名が多く残っています。