語源
川崎市の「川崎」は、多摩川河口近くの地形に由来すると考えられています。
語源由来辞典などによると、鎌倉中期の弘長3年(1263年)には「河崎荘」の表記が見え、江戸時代には「川崎」と記されました。
由来の解釈には、川の先端にあたる場所を表す「川の先(崎)」とする説と、「崎」を「前(さき)」とみて「川のほとり」を意味するとする説があります。
ただし、検索結果では「川の先(崎)」とする説が妥当とされています。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 鎌倉 | 河崎荘 | 弘長3年(1263年)の史料に見える表記 |
| 江戸 | 川崎 | 一般的な表記として定着 |
| 江戸 | 川崎宿 | 東海道五十三次の宿場として成立 |
| 明治 | 川崎駅 | 明治5年に設置 |
| 明治 | 川崎町 | 明治22年に町村制施行で成立 |
| 大正 | 川崎市 | 大正13年に市制施行 |
地名の特徴
川崎という地名は、多摩川の三角州・デルタ地帯という地形と深く結びついています。
同じ「川+崎」の構成を持つ地名は各地にありますが、川の流れの先端や河口部の地形を表す例として理解するとわかりやすいでしょう。