語源
都筑区の名は、横浜の北西部一帯が奈良時代から昭和14年まで「都筑郡」と呼ばれていたことに由来します。横浜市の説明では、広く地域の人に定着している由緒ある地名を将来に向けて大切にすること、そして歴史的な地名にちなみ「都を筑(築)く」という新しいまちづくりの意味を込めたことが区名の由来とされています。
また、都筑郡は明治以前の武蔵国都筑郡にさかのぼる古い地名で、分区に際してその名が行政区名として復活しました。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 奈良 | 都筑郡 | 横浜北西部一帯の古い郡名として用いられた |
| 江戸 | 都筑郡 | 武蔵国都筑郡の一部として継続 |
| 明治 | 都筑郡 | 町村編成後も郡名として存続 |
| 昭和 | 都筑郡 | 昭和14年まで使用、その後行政上は消滅 |
| 平成 | 都筑区 | 平成6年11月6日に港北区・緑区の分割で誕生 |
地名の特徴
都筑区は、旧都筑郡の名を受け継いだ区名である点が大きな特徴です。横浜市内では、港北ニュータウンの開発とともに「都筑」の名が広く知られるようになり、現在では区名として定着しています。
同じく「都」を含む地名ですが、ここでの「都筑」は単なる語感ではなく、歴史地名の継承と新しい都市形成の理念を重ねた名称です。区内には「都筑ふれあいの丘」など、地名としての「都筑」を意識させる施設名も見られます。