語源
横浜市緑区の区名は、昭和44年10月1日の行政区再編成で港北区から分割して新設する際、一般公募によって選ばれたものです。候補には「北区」「川和区」「都筑区」「青葉区」などもありましたが、緑を美しく保存したいという願いを込めて「緑区」に決定されました。
区の名は、地形や歴史的集落名に由来するというより、地域の自然環境を大切にする意図を表した命名です。区内は鶴見川と恩田川に沿う細長い地形で、山林や農地が多く、名称の印象ともよく合っています。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 昭和 | 緑区 | 1969年に港北区の一部から新設。1994年の再編で現在の区域に。 |
地名の特徴
緑区は、横浜市内でも緑被率が高い地域として知られ、区名そのものが地域の景観やまちづくりの方向性を示しています。
また、区内の町名には北八朔町・西八朔町・十日市場町のような古くからの地名が残る一方、霧が丘・竹山・いぶき野のように新しい住宅地に合わせた命名も見られます。
このように、緑区という名称は、自然環境を象徴する行政区名として定着した例といえます。