🗾 地名由来辞典

横浜市 よこはまし

神奈川県 / 横浜市 江戸時代由来

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海岸線に沿って横に長く伸びた砂州(浜)の地形に由来する地名で、「横に長い浜」を意味する地形語源説が有力とされる。

語源

「横浜」は「横に長い浜」を意味する地形語源説が有力とされる。海岸線に沿って水平方向に長く伸びた砂州(細長い地形)の様子を指して「横浜」と呼んだというもので、横浜地名研究会などが支持する説である。

その他にも「官道から横に逸れた浜辺」とする説や「浜の横に発展した地」とする説があるが、いずれも地形的特徴を語源とする点で共通している。

文献上の初出は1442年(嘉吉2年)で、市川季氏が宝金剛院に横浜村の田畠を寄進した記録に「横浜」の地名が現れる。当時は武蔵国久良岐郡に属する80数戸ほどの小さな半農半漁の村であった。

歴史的変遷

時代呼称・区分備考
1442年横浜村文献初出(嘉吉2年)。武蔵国久良岐郡の漁村
江戸横浜村武蔵国久良岐郡の漁村として継続。1667年完成の吉田新田に役場設置
1859年横浜港開港日米修好通商条約に基づき開港。東海道神奈川宿を避けて設置
明治横浜町・横浜区開港を機に急速に近代都市として発展
1889年横浜市明治22年、市制施行により横浜市成立

地名の特徴

開港前の横浜村は小さな漁村に過ぎなかったが、1859年(安政6年)の開港により一変した。江戸幕府は東海道の要衝である神奈川宿への外国人流入を避けるため、やや離れた横浜村を開港場として選定した。この政治的判断が、横浜を国際貿易都市として急成長させる転機となった。

現在の横浜市は人口370万人超を擁する政令指定都市であり、みなとみらい地区などの近代的な港湾景観は開港の歴史を今に伝えている。

地名の変遷

  1. 室町 横浜村 — 1442年(嘉吉2年)文献初出。武蔵国久良岐郡の半農半漁の小村

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-16