🗾 地名由来辞典

旭川市 ( あさひかわし )

北海道 / 旭川市 明治時代由来

AI生成

市内を流れる忠別川のアイヌ語名を「チュㇷ゚・ペッ」(日・川)と解し、これを意訳して1890年(明治23年)に「旭川」と命名された。

語源

「旭川」は、市内を流れる忠別川(ちゅうべつがわ)のアイヌ語名に由来する。和人がこの川の呼称を「チュㇷ゚・ペッ(cup-pet)」=「日・川」と解し、「日の昇る川」の意として意訳したのが市名の始まりで、1890年(明治23年)に上川郡の村名として定められた。

ただし、忠別川のアイヌ語名そのものは確定していない。「チュㇷ゚・ペッ(日・川)」のほかに「チュㇰ・ペッ(cuk-pet)」=「秋・川」、「チウ・ペッ(ciw-pet)」=「波・川」とする説があり、和人が「チュㇰ・ペッ」を「チュㇷ゚・ペッ」と聞き取ったとする指摘もある。「忠別」という漢字表記は原音への当て字で、「旭川」はそれを「日の川」と解した側からの意訳にあたる。市名としては、こう解釈されたうえで命名された、という点までが確かである。

歴史的変遷

時代呼称備考
江戸時代以前チュㇷ゚・ペッ/チュㇰ・ペッ忠別川のアイヌ語名。語義には諸説がある
明治忠別アイヌ語の音に漢字を当てた表記
1890年(明治23年)旭川村「チュㇷ゚・ペッ=日の川」の意訳として命名
1922年(大正11年)旭川市市制施行

地名の特徴

旭川市は、アイヌ語由来の地名が多く残る地域であり、地名の由来はアイヌ文化の影響を強く受けています。周辺の地名もアイヌ語に由来するものが多く、地域の歴史や文化を反映しています。

特産・名物

旭川市は大雪山連峰の豊富な雪解け水に恵まれた農業地帯でもあり、朝採りグリーンアスパラガスは寒暖差によって甘みが凝縮されると評判で、道内外で人気が高い。さらに、「北の灘」と呼ばれる旭川の地酒は、大雪山の伏流水を仕込み水とした辛口・淡麗の酒質が特徴で、男山・国士無双などの銘柄が知られる。

参考資料・出典

最終更新: 2026-09-11