語源
大崎上島町は、瀬戸内海の芸予諸島にある大崎上島を町域とすることから、その島名を町名に取り入れた地名です。
町の公式案内では、平成15年(2003年)4月1日に大崎町・東野町・木江町が合併して誕生したとされ、旧町名のうち「大崎」を残し、島の所在を示す「上島」を加えて新町名としました。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 明治 | 大崎町・東野町・木江町の前身各村 | 町村制施行後、複数の村が成立 |
| 大正 | 木ノ江町 | 東野村木江地区などが合併して成立 |
| 昭和 | 木江町・大崎町・東野町 | 町名の改称や町制施行を経て変遷 |
| 平成 | 大崎上島町 | 2003年に3町が合併して成立 |
地名の特徴
大崎上島町の地名は、島そのものの名称を町名に反映した点が特徴です。
同じく瀬戸内海の島しょ部では、島名や旧来の地域名を組み合わせた自治体名が多く、地形と行政区画の結びつきが強く表れています。
特産・名物
大崎上島町は、温暖な気候に恵まれ、豊かな海の幸と柑橘類が育まれる島です。特筆すべき特産品として、以下のものが挙げられます。
- 天然塩(凪の塩など): 瀬戸内の穏やかな海水を原料とし、「釜茹で」と「天日干し」という二つの製法で仕上げられています。やさしい旨みと程よい雑味が特徴で、料理の味を引き立てる調味料として親しまれています。
- 柑橘類(不知火・みかんなど): 温暖な気候を活かした有機栽培が盛んで、特に「不知火」などの新鮮なフルーツは人気です。有機JAS認証を取得した農家から届くオーガニックの果物は、濃厚な甘酸っぱさが魅力です。
- 岩牡蠣: 数年かけて島の岩肌に根付いた「海の結晶」とも呼ばれる海産物です。大崎上島ならではの環境で育まれた特別な味わいが楽しめます。
これらの特産品は、ふるさと納税の返礼品としても多数提供されており、お口直しになる新鮮なフルーツから、食卓を豊かにする天然塩や旬の海の幸まで、島の恵みを幅広く堪能することができます。