🗾 地名由来辞典

中区 なかく

愛知県 / 中区 昭和時代由来

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名古屋市の中区は、市の中央部に位置することから「中区」と名づけられました。区名そのものは方角ではなく、中心部を示す地理的な呼称として理解できます。

語源

中区なかくは、名古屋市の行政区名で、市の中央部に位置することから「中」とされたものです。
区名は、地形そのものの名称というより、都市の中心部を示す地理的な呼称として理解できます。

なお、中区内には、かつて「鶴舞」の地名が存在していました。名古屋市中区公式ウェブサイトによれば、江戸時代後期の記録『金鱗九十九之塵』に「寉舞田」や「つるま」と読まれる場所が見え、明治期には常盤村や御器所村の字名としても確認できます。のちに区画整理や住居表示で町名は変遷しましたが、JR鶴舞駅や地下鉄鶴舞駅の住所には、今も中区の名残が見られます。

歴史的変遷

時代呼称備考
江戸鶴舞田・つるま『金鱗九十九之塵』に関連記述がある
明治西鶴舞・東鶴舞常盤村の字名として確認される
明治鶴舞町名古屋市編入後に設置
昭和中区名古屋市の行政区として定着

地名の特徴

中区という区名は、名古屋市の中心部を表すシンプルな命名です。
一方で区内には、鶴舞のように古い地名の記憶を残す場所もあり、都市化の進展とともに地名が整理・再編されてきたことがうかがえます。

特産・名物

中区は名古屋の中心繁華街・栄と、歴史ある商店街・大須を擁する名古屋随一の都市エリアである。名古屋を代表する土産品ういろう(米粉と砂糖を蒸した棹物菓子)の老舗「大須ういろ」は区内の大須に本店を構え、白・抹茶・桜など色とりどりの種類が揃う名物菓子として全国的に知られる。同じく「青柳総本家」も大須を拠点とするういろう・きしめんの老舗であり、名古屋みやげの定番として長く愛されてきた。

大須観音の門前町として発展した大須商店街には食べ歩きグルメが集積し、味噌カツ・手羽先・どて煮・天むすなど名古屋めしの名店が軒を連ねる。栄エリアでは名古屋コーチンや味噌料理、あんかけスパなど多彩な名古屋めしが楽しめる飲食店が充実しており、観光客から地元市民まで幅広く親しまれている。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-18