🗾 地名由来辞典

西区 にしく

愛知県 / 西区 昭和時代由来

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名古屋城下の西側に位置したことから「西区」と名づけられました。旧名古屋村の西方一帯を指す「幅下」の呼称とも結びつき、地域名として定着しました。

語源

西区にしくは、名古屋市の行政区のひとつで、名古屋城下の西側に位置することからその名が付いたと考えられます。
また、公式サイトでは、清須越後の城下町名古屋において、堀川沿いの四間道より西側を「幅下」と呼んだことが、この地域名の背景にあると説明されています。西側の侍屋敷町や美濃路沿いの商人町を含む一帯が、のちに西区の地域イメージを形づくりました。

歴史的変遷

時代呼称備考
昭和西区1937年に名古屋市の行政区として成立
江戸幅下城下町名古屋の西側一帯を指す呼称として用いられた

地名の特徴

西区の地名は、単に方角を示すだけでなく、名古屋城下の西縁にあたる歴史的な町場の記憶を含んでいます。
とくに幅下学区周辺は、清須越に始まる城下町形成や、美濃路沿いの商業・問屋街の発展と深く結びついており、現在も菓子問屋街などの歴史的な商業集積が見られます。

特産・名物

西区は名古屋を代表する食品産業の集積地として知られる。区内の枇杷島エリアには名古屋市中央卸売市場があり、かつて枇杷島青物市場(1622年創設)として栄えた歴史を持つ青果流通の拠点である。朝市が立つ枇杷島の市場文化は今日も受け継がれ、新鮮な野菜や農産物が市内に供給されている。

また、西区は駄菓子メーカーの聖地とも称され、クッピーラムネで知られるカクダイ製菓、グリーン豆の春日井製菓など複数の菓子メーカーが区内に本社・工場を構える。四間道周辺の菓子問屋街は江戸時代の城下町形成とともに発展したもので、現在も菓子卸しの集積が見られる。こうした歴史ある菓子文化・食品流通の厚みが西区の産業的特色を形成している。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-18