🗾 地名由来辞典

安芸高田市 あきたかたし

広島県 / 安芸高田市 明治時代由来

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旧高田郡に由来する「高田」に、旧国名の安芸を冠して成立した市名です。合併前の郡名を受け継ぎつつ、同名市との重複を避ける形で定着しました。

語源

安芸高田あきたかた市の「高田」は、旧所属郡である高田郡に由来します。古代の安芸国には高田郡と高宮郡があり、のちに高田郡としてまとまり、現在の市域の基礎になりました。

平成16年(2004)に高田郡の6町が合併して市制施行した際、単に「高田市」とする余地もありましたが、同名の市との関係や先行する「大和高田」「豊後高田」「陸前高田」などの例にならい、旧国名の「安芸」を冠して「安芸高田市」となったと考えられています。

歴史的変遷

時代呼称備考
古代高田郡・高宮郡安芸国に郡衙が置かれていた
中世高田郡南北朝期ごろにほぼ現在の市域にまとまる
江戸高田郡広島藩の統治下で交通の要衝として発展
明治高田郡市町村制施行後、郡内で町村合併が進む
昭和高田郡6町吉田・八千代・美土里・高宮・甲田・向原の6町体制
平成安芸高田市2004年3月1日に市制施行

地名の特徴

「高田」は全国に見られる地名で、旧国名を冠した市名としては珍しくありません。安芸高田市の場合も、地名の核は「高田」にあり、そこへ地域を示す「安芸」を付して識別性を高めた形です。

また、市域は毛利元就ゆかりの史跡や高田郡の歴史を色濃く残しており、地名そのものが中世以来の地域的なまとまりを今に伝えています。

参考資料・出典

最終更新: 2026-06-16