語源
佐伯区の区名は、旧来の行政区分である「佐伯郡」に由来します。広島市の政令指定都市移行後、1985年に8つ目の行政区として設置され、旧郡名を引き継ぐ形で「佐伯区」となりました。
区内には旧五日市町区域と旧湯来町区域が含まれ、町名や大字名の多くは合併・編入後も継承されています。したがって、佐伯区という名称そのものは、地域の歴史的な行政単位を表す地名といえます。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 江戸 | 佐伯郡 | 旧郡名として地域を示す名称 |
| 昭和 | 広島市佐伯区 | 1985年に行政区として設置 |
| 昭和 | 旧五日市町・旧湯来町の各地名 | 合併後も町名・大字名を継承 |
地名の特徴
佐伯区は、旧五日市町由来の市街地と、旧湯来町由来の山間部をあわせ持つ行政区です。区名は行政上の継承性が強く、自然地形を直接表すというより、歴史的な郡名を受け継いだ地名として特徴づけられます。
同じ広島市内でも、区名が旧郡名に由来する例としては、地域の歴史的なまとまりを今に伝える役割を持っています。