語源
「北秋田」は、「秋田」に方角を示す「北」を冠した地名である。明治11年(1878)12月23日、郡区町村編制法の秋田県での施行により、秋田郡のうち鷹巣村など3町120村の区域が行政区画としての北秋田郡となった。市名はこの郡名をそのまま採ったものである。
市名としての「北秋田市」は新しい。辞典類はいずれも、2005年(平成17)3月に北秋田郡の鷹巣町・合川町・森吉町・阿仁町の4町が合併して成立したと記す。合併にあたって旧町名のいずれかを採るのではなく、4町を含む郡の名が選ばれた形である。
したがってこの地名の由来をたどることは、「秋田」の由来をたどることに等しい。「北」の部分は、県内での位置関係を示す近代の行政区画上の区別にすぎない。
歴史的変遷
| 時代 | 呼称 | 備考 |
|---|---|---|
| 明治11年(1878) | 北秋田郡 | 12月23日、郡区町村編制法の施行により秋田郡のうち鷹巣村など3町120村の区域に発足 |
| 明治〜平成 | 鷹巣町・合川町・森吉町・阿仁町 | 北秋田郡の町村 |
| 平成17年(2005) | 北秋田市 | 3月、4町が合併して市制施行 |
地名の特徴
方角を冠した自治体名は全国に多い。多くは、同名または類似名の自治体・郡と区別するために近代以降に付けられたもので、北秋田市もその一つである。地名としての情報量は「秋田の北側」以上のものを持たない。
一方で、平成の合併において郡名がそのまま市名に採られた点は、この地域では珍しくない。同じ2005年には仙北郡から仙北市が、由利郡から由利本荘市が生まれている。旧町村名を捨てて広い括りの名に寄せるという、この時期に共通した選択である。
特産・名物
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あきたこまち
北秋田市のふるさと納税返礼品としても定番のブランド米です。市内では特別栽培米や天日干し米など、手間をかけて育てた品も見られ、秋田の米どころらしい特産品として親しまれています。 -
比内地鶏
日本三大地鶏のひとつに数えられる秋田県を代表する名物で、北秋田市でも返礼品として人気があります。肉質のよさと濃い旨みが特徴で、鍋料理やスープ、加工品など幅広く活用されています。 -
松尾牛
北秋田市が誇るオリジナル牛肉ブランドで、あきたこまちの米ぬかを与えるなど独自の飼育方法で育てられています。すき焼き肉やサーロインステーキとして返礼品に登録されており、地元の新しい名物として注目されています。 -
北あきたバター餅
もちもちとした食感とやさしい甘さが特徴の郷土菓子で、阿仁合駅の人気メニューとしても知られています。手軽に味わえる北秋田らしい名物として、観光客にも親しまれています。